高齢者

化粧品の中にコラーゲンも含む

20代を超えてくると、お肌のお手入れにも気合が入ってきますよね。
加齢とともに失われるハリや潤いを保持するため、スキンケアは女性にとっても、最近では男性にとっても欠かせない作業になってきます。
そのため、そこに欠かせない化粧水などのスキンケア商品や、普段の肌に多大な影響を与える化粧品選びにも力が入ります。

そこで注目するのが、美容の話題で幾度も登場するコラーゲンです。
タンパク質の一種なのですが、肌を構成する真皮のおよそ70%を占めるもので、肌の弾力を保つ役割を担っています。
これは、20歳を超えると次第に減っていく成分のため、様々な面から補われる工夫がされているものなのです。

このコラーゲン、実は化粧水や化粧品にも含まれている商品が多数出ているのです。
外側から取り込もうという狙いでしょうか。
少なくとも、化粧水なんかは、つければ肌から浸透して真皮のコラーゲンが増えるような気がしますよね。
ところが、これが配合された化粧水をつけたところで、真皮のコラーゲンが直接増えることはありません。
その認識は誤りなのです。というのも、肌につけた化粧水が真皮まで浸透することは不可能なうえに、タンパク質であるコラーゲンが、そのままの形で体内に取り込まれることはなく、アミノ酸に分解された上で吸収されるという仕組みだからです。

しかし、この化粧水をつけると肌にハリが戻ったという口コミも多く寄せられています。
それはなぜでしょうか。
その仕組みは、コラーゲンが持つ保湿力にあるのです。
この成分自体に保水性はないので、ヒアルロン酸によって水分量を保たれているコラーゲンですが、その保湿力は抜群で、化粧水に大変向いている性質を持っているのです。
つまり、外側からたっぷりの水分をコラーゲンによって送り込まれた肌が、その効果でみずみずしくなっているということです。
ただし、浸透性まではないため、これは洗い流せば終わりです。
頻繁に手入れをすることが大事なようです。

コラーゲンといえばすっぽんにも美容効果があります。

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